2017年5月26日 05:56 | 無料公開
天皇陛下の退位を実現する特例法案を巡り、与党が検討している付帯決議の修正案の全容が判明した。安定的な皇位継承に向けた「女性宮家」創設や、政府が検討結果を国会に報告する年限は盛り込まず、「女性宮家」と解釈可能な文言を明記する最小限の変更にとどめた。関係者が25日明らかにした。民進党は双方を明確に書き込むよう求めるとみられるが、与党は応じない構えだ。 与野党は26日、衆院議院運営委員会理事会で付帯決議案について協議する。衆参両院の正副議長が3月に示した国会見解では「女性宮家」創設が盛り込まれている。