聖火リレー、133日案 3・11直後にスタートも 

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が47都道府県全てを巡る聖火リレーの期間について、東日本大震災が起きた3月11日のすぐ後にスタートする形となる「133日」の日程案を出していることが23日、関係者への取材で分かった。3月11日は7月24日の五輪開会式の135日前に当たる。

 組織委は、国際オリンピック委員会(IOC)の内規で「100日以内」と定められた日数の緩和を求める方針。聖火リレーと3月11日の関連づけについては、復興五輪の象徴になるとの意見がある一方、震災の犠牲者を悼む日であることから慎重論もある。コスト面から日程短縮を求める声もある。


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