関空旅客数、16年度も最高更新 2年連続、外国人好調で 

 関西エアポートが25日発表した2016年度の関西空港の運営概況(速報値)によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は前年度比7%増の2571万人となり、1994年の開港以来の過去最高を2年連続で更新した。アジアからの旅客が引き続き好調だった。

 国際線の外国人旅客数は13%増の1242万人となった。格安航空会社(LCC)を中心に、関空と中国や韓国、香港を結ぶ便が増えたことが要因だ。日系LCCの路線充実に伴って日本人旅客も増加し、国際線全体では11%増の1914万人だった。国際線旅客は5年連続で増えており、外国人客が関空の活況を支えている状況だ。


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