俳句のユネスコ登録目指し協議会 「無形文化遺産にふさわしい」 

俳句の無形文化遺産登録を目指す協議会の会長に就任し、あいさつする有馬朗人さん(左端)=24日、東京都荒川区

 俳句の国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産登録を目指す推進協議会が24日、東京都内で設立総会を開き、国際俳句交流協会の有馬朗人会長を、協議会の会長に選出した。有馬会長は「俳句は誰もが楽しめる世界で一番短い詩。自然と共生する文学で、世界中の人々が意思を疎通し合える。無形文化遺産にふさわしい」と述べた。

 協議会には俳人協会など俳句4団体のほか、松尾芭蕉の故郷、三重県伊賀市など全国30の自治体が加入。設立総会では、岸田文雄外相を会長とする超党派の議員連盟が近く発足することも報告された。


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