2017年4月23日 10:43 | 無料公開
京都府亀岡市で2012年4月、集団登校中の児童らの列に車が突っ込み、10人が死傷した事故は23日、発生から5年となり、現場の通学路で、亡くなった3人の遺族が犠牲者を追悼した。 法要には約30人が参加。花を手向けた。小学3年の横山奈緒さん=当時(8)=を亡くした父の博史さん(42)は「事故からずっと苦しいままだ」と振り絞るように話した。 登校に付き添っていて亡くなった妊婦の松村幸姫さん=同(26)=の父中江美則さん(53)は「人の命を安く扱う無責任なドライバーが増えたように思う。僕らが訴えてきたことが伝わっていない」と悔しそうに話した。