阿蘇山で3人搭乗の遊覧ヘリ不明 台湾の乗客、中岳火口内に機体か

遊覧ヘリコプターが行方不明になった熊本県・阿蘇山の中岳火口付近=20日午後3時43分(共同通信社ヘリから)

 20日午前11時ごろ、熊本県阿蘇市の観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」を飛び立った遊覧ヘリコプター1機が、行方不明になった。運航会社「匠航空」(岡山市)によると、阿蘇山の中岳火口付近で連絡が途切れた。乗客の台湾の男女2人と、日本人の操縦士(64)の計3人が搭乗。午後4時過ぎ、火口内の北側斜面で機体のような物が見つかった。3人の安否は不明。

 運航会社によると、ヘリは午前10時52分に離陸。飛行は約10分間の予定だった。20日の3回目の遊覧飛行中で1、2回目では異常は確認されなかった。操縦士は業務経験40年以上のベテランという。

 消防によると午前11時ごろ、乗客のスマートフォンから衝撃があったことを知らせる通知があった。

 中岳火口を望む阿蘇火山博物館によると、20日午前は山上に雲がかかり、中岳ははっきり見えない状態だった。

 火口付近の立ち入り規制区域の監視を担当している60代男性は「午前11時ごろドーンという音を聞いた。霧がかかり、何が起きたのか分からなかった」と話した。


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