米、車部品輸入関税の軽減延長 トラックには11月に25%追加

米GMの販売店に並んだ自動車=7月、シカゴ(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米政府は17日、自動車部品の輸入による25%の関税負担の軽減措置を延長すると発表した。トランプ大統領が布告に署名した。措置の期間は当初は27年4月末までとしていたが、30年4月末まで延ばす。米国に生産拠点を置く日本メーカーにも適用する。同時に、輸入する中・大型トラックに25%の追加関税を11月1日から課すことも発表した。

 トランプ政権は自動車と自動車部品に25%の追加関税を課しているが、日本製品は日米の関税交渉の合意で15%に下げられた。これに対し、部品を輸入する米大手自動車メーカーは日本勢と比べてコスト面で不利になると訴えていた。


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