病院建て替え、最適解は? コスト上昇で暗礁乗り上げ 【船橋市の課題 6.22市長選】

建設コストの上昇で建て替え事業が暗礁に乗り上げている市立医療センター=船橋市
建設コストの上昇で建て替え事業が暗礁に乗り上げている市立医療センター=船橋市

 日々の生活を苦しめている物価高騰は、自治体の大型公共事業にも大きな打撃を与えている。全国の中核市で最大の65万人が暮らす船橋市も例外ではなく、市立医療センターの移転建て替え事業が建設コストの上昇を受け暗礁に乗り上げている。今後もコスト上昇が見込まれる中、将来にわたって市民の命と健康を守っていくための“最適解”は何か。解きほぐすリーダーを決める同市長選が15日告示、22日投開票の日程で行われる。

(船橋習志野支局・藤田泰彰) 

 1983年開院の船橋市立医療センターは命に関わる重篤な患者を受け入れる市内唯一の「第三次救急医療機関」。「地域災害拠点病院」「地域がん診療連携拠点病院」に、第一線の地域医療を担う「かかりつけ医」と連携して切れ目のない医療を提供する「地域医療支援病院」でもあり、同市のほか周辺5市で構成する東葛南部保健医療圏の中核病院としての役割を担っている。

◆患者が迷うことも

 船橋市が建て替えを必要とする理由の一つが ・・・

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