2025年3月16日 05:00 | 有料記事

閉校記念式典のお別れセレモニーで演奏を披露する吉野台太鼓連のメンバー=15日、市原市の寺谷小

児童や保護者、地域住民らが一斉に風船を飛ばす「バルーンリリース」で思い出を胸に刻んだ
今月末で閉校となる市原市立寺谷小学校(村上由希子校長、児童43人)で15日、閉校記念式典が開かれた。在校生や保護者、地域住民ら約160人が集い、44年の歴史を持つ学びやに別れを告げた。4月から同市立牛久小学校に統合される。
南総地区にある寺谷小はかつて、地域の児童数増加に伴い同市立戸田小学校寺谷分校から分離し、1981年に開校。里山と谷と水田に囲まれ、田植えや稲刈りなど地域の人を講師に招いて行う体験活動「学び塾」を長年実施してきた。
児童数は近年減少が続 ・・・
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