和歌山・熊野那智大社で桜花祭 五穀豊穣祈り、巫女が優雅な舞

熊野那智大社の「桜花祭」で、那智の滝を背に舞を披露する巫女=14日午前、和歌山県那智勝浦町

 和歌山県那智勝浦町の世界遺産・熊野那智大社で14日、五穀豊穣を祈る「桜花祭」が開かれた。ご神体「那智の滝」の前に桜の枝や桜餅を供えて自然の恵みに感謝。神職が笛や太鼓を鳴らし、桜のかんざしを挿した2人の巫女が優雅な舞を披露した。

 平安時代に花山法皇が那智山で千日間の山ごもりをした際、桜の美しさに感銘を受けて和歌を詠んだ故事にちなんだ祭典。

 大勢の参拝客が巫女の舞に見入っていた。男成洋三宮司(69)は「参拝客数は新型コロナウイルス禍の前に戻りつつある。祭りで皆さんの幸せと国の繁栄を願った」と話した。


  • Xでポストする
  • LINEで送る