広陵が高校野球選手権大会辞退 1月の暴力行為など波紋

7日の1回戦を終え、引き揚げる広陵の中井哲之監督=甲子園球場

 第107回全国高校野球選手権大会に出場している広陵(広島)の堀正和校長が10日、兵庫県西宮市で取材に応じ、出場を辞退すると表明した。7日に1回戦を突破し2回戦を控えていた。

 1月に寮内で起こり、3月に日本高野連から厳重注意処分を受けた暴力事案が大会直前に交流サイト(SNS)などで拡散していた。他の情報もSNSなどで取り上げられている状況に、同校は「事態を重く受け止め、出場を辞退したうえで、指導体制の抜本的な見直しを図る」と文書で説明した。

 広陵は春の甲子園大会で3度の優勝を誇り、今回が春夏通算53度目出場の強豪。多くのプロ野球選手が巣立っている。

 この大会では2005年に明徳義塾(高知)が喫煙や部内暴力の不祥事を県高野連へ報告せず、開幕直前に辞退した例がある。


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