米、ユネスコ再脱退へと報道 「反イスラエル」を問題視

ユネスコの本部=22日(AP=共同)

 【ワシントン共同】米国務省は22日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ事務局長に対し、米国が脱退すると同日付で伝達したと発表した。「反イスラエル」の考えを問題視した。2026年12月末に脱退する見通し。米国は1期目のトランプ政権時にユネスコを脱退したが、バイデン前政権が復帰を決めて再加盟した。

 国務省のブルース報道官は声明で、ユネスコが分断を引き起こす理念を掲げていると批判。「米国の政策と正反対だ」と説明した。


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