G20、対立点の言及回避か 声明草案、採択を優先

 【サンパウロ共同】ロイター通信は27日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の声明草案が、参加国間で意見対立があるロシアのウクライナ侵攻や中東情勢への具体的な言及を避けたと報じた。議長国ブラジルが議論の紛糾を避け、声明取りまとめを優先したとみられる。会議は28、29両日で、文案を最終調整する見通しだ。

 先進国とロシア、中国との対立などを背景に、財務相会合は2022年4月から昨年7月まで6会合連続で共同声明の採択を見送っていた。昨年10月の前回会合は7会合ぶりに共同声明を採択し、ロシアに対する名指しの批判などを避けた。


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