大阪のクジラ処分費1500万円 堺の府有地へ埋設、2年後標本に

堺市の大阪湾内で死に、海から引き揚げられたマッコウクジラ=22日

 大阪府の吉村洋文知事は27日、死骸を堺市に埋めた雄のマッコウクジラ1頭の処分費用が概算で1500万円になると明らかにした。約2年後に骨格標本として大阪市立自然史博物館に提供する。府庁で記者団の取材に答えた。

 クジラは1月、大阪湾で泳いでいるのが見つかり、2月19日に堺市沖で死んでいることを確認した。26日に近くの府有地に埋めた。1500万円はえい航、陸揚げ、埋設などに要した費用で、府は金額の精査を進める。

 これとは別に昨年1月に淀川河口付近で見つかり、「淀ちゃん」と呼ばれ注目を集めたクジラの死骸は、船で和歌山県の沖合に運ばれ沈められた。市が業者と費用約8千万円で契約し処理した。


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