ヨットレースでプラ採取計画 海洋拡散調査、25年開催

2018年の「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」=大阪湾(NPO法人「大阪北港ヨットクラブ」提供)

 オーストラリアのメルボルンから大阪までのコースで2025年に開催される国際ヨットレースで、海への流出、拡散が問題となっている微小な「マイクロプラスチック」の採取調査が計画されている。約1万200キロの航行中、50隻程度が採取する見通しだ。関係者は「多数のヨットによる大規模な調査は初めてではないか。実態把握や研究、対策に役立てたい」としている。

 マイクロプラスチックは直径5ミリ以下の細片。排水溝や河川などを通じて海に流出する。回収が難しく、生物が食べて成長に影響が出たり、分解されずに世界中に広がり生態系に悪影響を与えたりする恐れがある。

 「メルボルン大阪ダブルハンドヨットレース」で実施。準備、運営に当たるNPO法人「大阪北港ヨットクラブ」(大阪市)などによると、2人乗りヨットでメルボルン港を25年3月にスタートし北上、赤道を越え大阪港に4、5月にゴールする。参加ヨット数は、到着時の係留場所確保の状況などから今後増減があり得るが、数カ国から50隻程度を想定している。


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