与野党、重点区へ幹部投入 衆参5補選終盤戦、組織固め急ぐ

街頭演説する立憲民主党の大串選対委員長=18日午後、大分市

 与野党は18日、衆参5補欠選挙を巡り、重点区へ幹部を投入した。自民、立憲民主両党は「最大の激戦区」と位置付け、報道各社の調査で接戦が続く参院大分選挙区に照準を定め、舌戦を展開。全選挙区で組織固めを急ぐ。日本維新の会は衆院千葉5区で支援を呼びかけるなど、23日の投開票に向け、各党は無党派層も引き付ける終盤戦の戦略を徹底する。

 自民の茂木敏充幹事長は夜、大分市で新人候補の演説会に出席。防衛力の抜本的強化や少子化対策に触れ「大胆な政策の実現には、政治の安定が不可欠だ」と強調した。

 立民の野田佳彦元首相や大串博志選対委員長も大分入り。維新の馬場伸幸代表は千葉県浦安市の街頭に立った。


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