2023年4月12日 10:38 | 無料公開
大規模な黄砂が観測され、かすむ北京の街並み=11日(共同)
【北京共同】中国中央気象台は12日、中国の北部と東部、内陸部の広範囲で12日午前から13日午前にかけて黄砂が飛来するとの予報を出した。今年は例年よりも多く大規模黄砂が観測されており、日本など周辺国への影響が懸念されている。
予報が出されたのは北京市や上海市、遼寧省、江蘇省など17の省・直轄市・自治区。中国当局は呼吸器が被害を受けないようにするため野外活動を控え、屋外ではマスクを着用するよう呼びかけた。視界が悪くなることから車の運転に気を付けるよう注意を促した。
中国では10〜11日も大規模黄砂が観測され、中国メディアは4億人以上が影響を受けたと伝えた。







