警官に自転車用ヘルメット 警視庁、来年4月導入

警視庁が来年4月に導入する自転車用のヘルメット

 改正道交法で来年4月から自転車に乗るときのヘルメット着用が全年齢で努力義務になることに合わせ、警視庁は21日、交番勤務の警察官らに導入するヘルメットを報道陣に公開した。

 警視庁交通総務課によると、約1万4800個のヘルメットを準備。制服の警察官が取り締まりに向かう際などに着用する。白色で正面に警察のエンブレムが付けられ、両側面に「警視庁」、後ろに「POLICE」の文字が記されている。警察官が率先することで着用を促す狙いがある。

 2017〜21年、都内で発生した自転車の死亡事故のうち、ヘルメットを着用していなかったケースの約7割で頭部損傷が致命傷となった。


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