南米ガイアナ大統領公邸で銃撃戦 男が面会求め警備員と争い負傷

ガイアナ共和国のアリ大統領(ロイター共同)

 【サンパウロ共同】南米ガイアナの大統領公邸で15日、男がアリ大統領との面会を求めて警備員と争いになり、警備員をナイフで刺した。男は負傷した警備員の銃を奪って他の警備員と銃撃戦となり、重傷を負った。アリ氏は家族と公邸にいたが無事だった。同国メディアなどが16日までに報じた。

 男はナイジェリア生まれの25歳で2019年からガイアナに住んでいた。病院の集中治療室(ICU)に入っており、当局が動機の解明などを急いでいる。警備員も首を5回刺されるなどして重傷を負った。


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