IS戦闘員に終身刑 シリアで邦人殺害ほう助

 【ワシントン共同】ロイター通信によると、米南部バージニア州の連邦地裁は19日、シリアで米国人らの殺害に関与したなどとして共謀殺人などの罪で有罪評決を受けた過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員シャフィ・シェイク被告に対し、終身刑を言い渡した。被告はジャーナリスト後藤健二さんと湯川遥菜さんの誘拐や殺害のほう助を含め八つの罪で有罪となっていた。

 共犯として起訴され有罪となった英国生まれのアレクサンダ・コテイ被告には、4月に終身刑が言い渡されている。

 シェイク被告は英国育ち。2012〜15年、IS戦闘員としてシリアで欧米人らを拘束して暴力を加えた。


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