五輪Vの素根が優勝 1年ぶり実戦、影浦らもV

 柔道のアジア選手権第3日は6日、カザフスタンのヌルスルタンで男女計5階級が行われ、女子78キロ超級で東京五輪金メダルの素根輝(パーク24)が3試合を制して優勝した。決勝は中国選手に一本勝ち。昨夏の五輪以来、約1年ぶりの実戦だった。

 素根は五輪で痛めた左膝を3月に手術し、6月に稽古を再開。初戦から得意の担ぎ技や足技を積極的に繰り出し、順調な回復ぶりを示した。男子100キロ超級の影浦心(日本中央競馬会)、同90キロ級の村尾三四郎(東海大)、女子78キロ級の梅木真美(ALSOK)も優勝した。男子100キロ級に日本選手は不参加。


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