氷の贈り物で夏乗り切って 北海道の旭山動物園

プレゼントされた氷で遊ぶホッキョクグマの赤ちゃん「ゆめ」=5日午前、北海道旭川市の旭山動物園

 北海道旭川市の旭山動物園で5日、ホッキョクグマやニホンザルなどに夏を乗り切ってもらおうと、重さ計約1・6トン分の氷柱が贈られた。夏の恒例イベントで、中にはリンゴやバナナなどの果物が入っており、訪れた観光客は氷にかじりついたり、遊んだりする動物の様子を楽しんでいた。

 この日の旭川市は晴天に恵まれ、最高気温は平年並みの28度になる見通し。氷柱は縦50センチ、横55センチ、高さ28センチの計24本で、レッサーパンダやヒグマ、チンパンジーにもプレゼントされた。

 昨年12月に生まれたホッキョクグマの赤ちゃん「ゆめ」は、氷に体をすりつけるなど愛らしい姿を見せた。


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