2022年7月21日 22:38 | 無料公開

国連主催の国際会議で議論する参加者=21日午後、東京都渋谷区
持続可能な開発目標(SDGs)と地球温暖化対策のパリ協定の実現に向けて議論した国連主催の国際会議が21日、2日間の日程を終えて閉会した。総括をまとめ、二つの課題の同時解決につながる「相乗的な行動」を強化すべきだとした。気候変動対策は社会や経済の大きな変革を伴うため、影響を受ける分野の労働者などに配慮する「公正な移行」が必要だとも強調した。
会議は国連大(東京)で開かれ、各国の政策担当者らが参加した。
総括では、SDGs達成と温暖化対策という二つの課題への対応は可能だが「意識して行動を起こした場合にのみ実現できる」として、積極的な取り組みの展開を求めた。