2022年7月3日 22:26 | 無料公開
ミャンマー中部バガンを訪問した中国の王毅国務委員兼外相(手前中央)=2日(ミャンマー情報省提供・AP=共同)
【北京共同】中国の王毅国務委員兼外相はミャンマーを訪問し、中部のバガンで3日、国軍が外相に任命したワナマウンルイン氏と会談した。王氏のミャンマー訪問は国軍によるクーデター後、初めて。混乱が続くミャンマー情勢について、国内で「理性的な協議を続け、政治的和解を実現するよう期待する」と表明。経済面で両国の実務協力を強めると述べた。中国外務省が発表した。
王氏はミャンマーからの農産品輸入や、金融協力を拡大すると強調。新型コロナウイルスの感染対策を徹底した上で、直行の旅客便も増やすとした。