イラン地震、死者5人に 住宅倒壊、余震続く

2日、イラン南部ホルムズガン州で、地震によるがれきを片付ける男性(AP=共同)

 【テヘラン共同】米地質調査所(USGS)によると、イラン南部で2日未明に起きた地震の約2時間後、数キロ離れた地点を震源とするマグニチュード(M)6・0の地震があった。イランメディアは5人が死亡、約40人が負傷したと伝えた。余震も続いた。

 国営放送は、住宅が倒壊し、がれきが積み重なった様子を報じたが、救助関係者によると取り残された人はおらず、救助活動は終了した。被災者の多くがテントに避難したが、気温が40度を超えており、冷房が必須な状況だという。

 USGSは未明の地震についてM6・1からM6・0とし、震源の位置も修正した。2回目は午前3時55分ごろ。


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