東北新幹線40周年でカラー再現 200系の緑色、大宮駅で出発式

JR大宮駅で開かれた東北新幹線開業40周年を記念した出発式に出席した、さいたま市の清水勇人市長(左)と緑川清士JR東日本大宮駅長=2日午前

 さいたま市のJR大宮駅で2日、東北新幹線開業40周年を記念し、開業当時に運行していた「200系」と同じ緑色のカラーリングを施した車両の出発式が開かれ、駅員の制服に身を包んだ清水勇人市長が出発の合図を送った。

 緑川清士駅長は「今年は鉄道150周年の節目。これを機に盛り上げていきたい」とあいさつ。40周年記念号には約500人が乗車した。

 「200系」は大宮―盛岡間が開業した1982年から2013年まで使用。40周年を記念した車両は、現在運行されている「E2系」にアイボリー地で緑のラインを描いた。停車駅ごとに車内に流れる「ふるさとチャイム」も再現している。


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