2022年7月2日 05:27 | 無料公開
1日、ニューヨーク証券取引所で働くトレーダーたち(AP=共同)
【ニューヨーク共同】1日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比321・83ドル高の3万1097・26ドルで取引を終えた。米長期金利が低下傾向となり、相対的に割安感が意識されたIT株が買われたのが相場を押し上げた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、99・11ポイント高の1万1127・85。
株価の下落傾向が続いていたのを背景に、短期的な戻りを狙った買い注文も入った。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による急速な金融引き締めで景気後退に陥ることへの警戒感が根強く、上値は限られた。