コロナ後遺症、アプリで調査 阪大、実態解明目指す

新型コロナウイルスに感染した人の後遺症やワクチン接種後の副反応について調べるアプリの画面(バズリーチ提供)

 大阪大は1日、新型コロナウイルスに感染した人の後遺症やワクチン接種後の副反応について、民間企業「バズリーチ」(東京)と共同でスマートフォンのアプリを使った調査研究をすると発表した。後遺症の実態解明を目指し、この日から参加者の受け付けを開始した。

 計画では新型コロナ感染者やワクチン接種者に対し、アプリで症状の有無や健康状態のアンケートを定期的に実施。後遺症の頻度や経過を分析したり、ワクチン接種と後遺症発症の関連を調べたりする。データは随時公表する予定。

 アプリの名称は「VOICE powered by ミライク」で、スマホでダウンロード可能。


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