鳥取で深海魚リュウグウノツカイ 生きた姿で発見、撮影成功

鳥取県岩美町の田後港で泳ぐ深海魚リュウグウノツカイ=6月30日(ブルーライン田後提供)

 鳥取県岩美町田後の田後港で深海魚リュウグウノツカイが泳いでいるのが1日までに見つかった。知人から連絡を受けた地元のダイビングショップ「ブルーライン田後」の山崎英治代表(46)が6月30日に撮影に成功。山崎さんは「一生に一度は見てみたかったが、狙って見られるものではなく貴重。神々しかった」と話した。

 体長は約1・8メートル。尾びれはちぎれ、体には傷があり、弱った状態だったという。

 大阪市立自然史博物館の学芸員松井彰子さん(36)は「生きて発見されるのは比較的珍しい。実際に見ることができればとても幸運だ」と話した。


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