警視庁警部補を書類送検へ 酒気帯び運転で事故疑い

 警視庁捜査2課の男性警部補(54)が酒気帯び状態で乗用車を運転し、2人をけがさせる事故を起こしていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。警視庁は道交法違反(酒気帯び運転)などの疑いで近く書類送検する方針。

 捜査関係者によると、警部補は1日午後10時15分ごろ、東京都日野市で、酒気帯び運転をして他の車と接触。50代と20代の女性2人にけがをさせた疑いが持たれている。現場から約100メートル走行しており、警視庁はひき逃げ容疑でも捜査しているという。警部補は勤務後に同僚と飲酒し、最寄り駅に止めていた車で帰宅する途中だった。

 警視庁は処分も検討している。


  • LINEで送る