2022年6月29日 22:49 | 無料公開
【ワシントン共同】米商務省が29日発表した1〜3月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は年率換算で前期比1・6%減となり、改定値(1・5%減)から小幅に下方修正した。
マイナス成長は新型コロナウイルスの流行で大幅に落ち込んだ2020年4〜6月期以来、7四半期ぶり。新型コロナの世界的な再流行やロシアのウクライナ侵攻の影響で経済が減速した。
持ち直しが見込まれていた22年4〜6月期も、ほぼ横ばいの成長率にとどまる可能性がある。
今回の確定値の下方修正は、改定値で3・1%増だった個人消費を1・8%増に引き下げたことが主な要因。