北朝鮮、日米韓協力を非難 NATO活動拡大も警戒

 【北京共同】北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、日米韓3カ国の軍事分野での協力強化を「アジア版北大西洋条約機構(NATO)創設のための危険な前奏曲だ」と非難した。日韓が接近するNATOが活動範囲をアジア太平洋地域に拡大しようとしていることに警戒を示し、攻撃を仕掛けるなら米国は「史上最悪の大災難を免れない」と威嚇した。安保関連で3本の記事を相次ぎ発表した。

 記事では、日米韓の「三角軍事同盟形成」が、岸田政権と韓国の尹錫悦政権の誕生で一層露骨になり、アジア太平洋地域に「新冷戦」時代が到来しつつあると分析。米国が力で北朝鮮を圧殺しようとしているとした。


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