グーグル、環境配慮型の社屋公開 地熱で冷暖房、雨水も利用

米グーグルが建設した環境配慮型新社屋の内部=27日、米カリフォルニア州マウンテンビュー(共同)

 【マウンテンビュー共同】米グーグルは27日、カリフォルニア州マウンテンビューに建設した環境配慮型の新社屋を報道陣に公開した。屋根に太陽光パネルを竜のうろこのように敷き詰め、北米最大級の地熱を活用した冷暖房システムを備えた。雨水を集めて、施設内で使う飲み水以外の全ての水を自前で賄う。

 グーグルは2030年までに世界中の施設を脱炭素で運営する計画を掲げており、新社屋でも環境重視の姿勢を打ち出した。

 「ベイビューキャンパス」と名付けられ、広大な敷地にイベント会場1棟とオフィス2棟が立つ。近くの風力発電も活用し、使用電力の90%が再生可能エネルギー由来となる。


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