ウクライナ支援のサイバー戦準備 ベラルーシの反体制ハッカー

ベラルーシの反体制ハッカー集団「サイバー・パルチザン」のロゴ

 ロシアの同盟国、ベラルーシの反体制ハッカー集団「サイバー・パルチザン」の広報担当者が23日までに共同通信の取材に応じ「(ロシアのウクライナ侵攻に)大きな影響をもたらすサイバー攻撃の準備を進めている」と話した。ウクライナを支援するためで「(計画実行の)Xデーに向け、作業を集中している」と明かした。

 広報担当者のユリアナ・シェメトベッツさん(28)によると、サイバー・パルチザンは金銭目的でなく、政治的な思惑でサイバー攻撃を実行する「ハクティビスト」。昨年末、ベラルーシの鉄道の情報システムに侵入し、侵攻前後の今年1月と2月に大規模なサイバー攻撃を仕掛けた。


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