東京・あきる野市長、議会を解散 特養巡る不信任決議に対抗

記者会見する東京都あきる野市の村木英幸市長=23日午後、同市役所

 東京都あきる野市の村木英幸市長(65)は23日、市議会による16日の不信任決議の可決を受け、議会を解散した。定例会終了後、議会側に解散を伝えた。

 市議会事務局によると、議会は村木市長の特別養護老人ホーム整備を巡る対応などに問題があったとして、不信任決議を賛成多数で可決。市長は地方自治法に基づき、10日以内に議会を解散するか、自身が失職するかを判断することになっていた。

 村木市長は解散後に記者会見し「市長選の公約でもあった特養の推進で議員の理解を得られなかった。このままでは市長の執行権が侵害される恐れがある」と主張した。


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