「若き大使」が歴史遺産PR 河内長野の10人猛勉強

「歴史遺産PR大使」に任命され、市の歴史などを学ぶ高校生=15日、大阪府河内長野市役所

 大阪府河内長野市の府立長野高2年の生徒10人が市の「歴史遺産PR大使」に任命された。市が誇る遺産を分かりやすく紹介し、街の魅力も伝えたい―。若き大使たちは猛勉強中だ。

 京都国立博物館では7月30日〜9月11日、特別展「河内長野の霊地 観心寺と金剛寺・真言密教と南朝の遺産」が開催され、両寺が所蔵する国宝や重文など約130件が展示される。京都市立中の生徒約80人が大使や博物館の「文化財ソムリエ」に質問する8月3日のイベントで、どのように受け答えるかが見せ場だ。

 大使の岩倉実柚さんは「歴史的な魅力だけでなく河内長野の人たちの心の温かさも伝えたい」と話す。


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