G20接種アプリ相互使用で合意 渡航円滑化へ、保健相会合

 【ジョクジャカルタ共同】20カ国・地域(G20)は20日、インドネシアのジャワ島中部ジョクジャカルタで保健相会合を開いた。新型コロナウイルス禍での海外渡航を円滑にするため、各国のワクチン接種証明アプリの相互使用について17カ国・地域が合意。実現すれば、渡航者は自国アプリのQRコードを提示することで参加国の検疫で健康証明を得られる形になる。

 世界保健機関(WHO)の規定に沿い、接種歴などのデータ項目を標準化。新型コロナにとどまらず、ほかのワクチンの接種証明にも適応させるほか、将来的にはアプリ提示を求める加盟各国の公共施設での活用も目指すという。


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