プルトニウム、フランスに譲渡へ 保有抑制、ふげん燃料で政府方針

廃炉作業中の新型転換炉「ふげん」=2020年10月、福井県敦賀市

 日本原子力研究開発機構の新型転換炉ふげん(福井県、廃炉作業中)の使用済み核燃料をフランスで再処理してプルトニウムを取り出し、それをフランス側に引き取ってもらう方針を同機構や政府が固めたことが19日、関係者への取材で分かった。

 日本はプルトニウムを利用する政策を堅持しており、有用な資源とするプルトニウムの外国への譲渡は異例の対応。再処理で発生する高レベル放射性廃棄物は日本に持ち帰る。

 プルトニウムは核兵器の材料にもなり、政府は保有量を削減する方針。ふげん燃料のプルトニウムは「使い道がない」(関係者)ため、保有量が増えないよう譲り渡すことになったとみられる。


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