2022年6月18日 00:09 | 無料公開
【ジュネーブ共同】欧州合同原子核研究所(CERN)は17日、ウクライナに侵攻したロシアと、ロシア軍が侵攻に際し経由したベラルーシとの協力関係を、現行の合意が切れる2024年で終了する方針を明らかにした。16日の理事会で決定した。
ロシアとベラルーシはCERNの加盟国ではないが、5年ごとに更新される協定に基づき、日本などと同様にオブザーバーとして参加している。ロシアは24年12月に、ベラルーシは24年6月に現行協定が期限切れとなり、CERNは更新しない方針。
ロシアのオブザーバー資格は、既に今年3月8日に停止されていた。