死亡2人はカンボジア国籍の男性 殺人事件と断定、千葉県警

男性2人が死亡していた現場周辺=26日、千葉県富里市

 千葉県警は27日、富里市のアパートで死亡していた男性2人の身元を特定し、いずれもカンボジア国籍だったと発表した。現場の状況や司法解剖の結果から殺人事件と断定。捜査関係者によると、病院に運ばれた別の外国人らしき男性を含む3人の間にトラブルがあった疑いもあり、回復を待って事情を聴く。

 県警によると、亡くなったのはいずれも職業不詳で、富里市で同居するチャット・チットさん(20)とモン・サメットさん(25)。体に複数の刺し傷や切り傷があり、死因はそれぞれ外傷性ショックと心臓損傷だった。現場から見つかった刃物が凶器とみている。

 事件は26日未明に発生。


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