自民、教育充実の改憲主張 憲法審、立民は改正より予算増を

衆院憲法審査会で発言する自民党の新藤義孝氏(前列右から3人目)。左端は立憲民主党の奥野総一郎氏=26日午前、国会

 衆院憲法審査会が26日、開かれた。自民党は、党憲法改正案4項目に掲げる教育の充実を盛り込む改憲を主張した。立憲民主党は教育予算を増額すれば対応可能で改憲は不要と訴えた。日本維新の会は教育無償化を明記する改憲を提唱した。

 自民の新藤義孝氏は、現行憲法に教育理念が一切触れられていないと指摘。教育のデジタル化やリモート教育を挙げた上で「環境の変化に応じた教育の理念について、憲法を改正し規定すべきだ」と述べた。

 立民の奥野総一郎氏は「教育予算を増やすべきで、憲法を変えなくてもできる」と語った。高等教育を含む無償化自体には賛成した。


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