鳥取の「大栄西瓜」、甘さ十分 27日初出荷

「大栄西瓜」の査定会=25日午後、鳥取県北栄町

 全国有数のスイカの産地、鳥取県北栄町の選果場で25日、出荷シーズンを前に特産の「大栄西瓜」の査定会が行われた。甘くよく熟していることが確認され、27日に初出荷することが決まった。大玉で皮際まで甘く、口溶けがよいのが特長だ。

 査定会では丸々としたスイカが並び、関係者が半分に割って糖度や熟し具合を見極めた。赤くみずみずしい果肉を口に含んで食感も確認した。

 3月に苗にかぶせたビニール製の覆いが暴風で倒れる被害があったが、4月以降は高温が続き日照も十分。生産者代表の山脇篤志さん(52)は「どれを選んでも外れがない。甘さ十分で上々の出来栄えです」と太鼓判を押した。


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