陸上山縣が日本選手権欠場 世界選手権代表入り厳しく

山縣亮太

 陸上男子100メートルの日本記録を持つ山縣亮太(セイコー)が7月の世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権(6月9〜12日・大阪市ヤンマースタジアム長居)を欠場すると25日、所属先が発表した。山縣は2024年パリ五輪を見据え、昨年10月に右膝を手術。世界選手権の参加標準記録(10秒05)を突破しておらず、代表入りが厳しい状況となった。

 山縣は復帰の見通しが立っていない。25日にツイッターに「30歳節目のレースに出場できないことは私自身、大変残念ですが、来年、再来年に向け改革中なので、もう少し時間をいただけると幸いです」とつづった。


  • LINEで送る