北朝鮮、首都で軍重鎮の国葬挙行 新たに16万人発熱

 【北京共同】北朝鮮当局は22日午前、首都平壌の「4・25文化会館」で、19日に死去した軍重鎮の国防省総顧問、故玄哲海氏の国葬を執り行い、金正恩朝鮮労働党総書記が参列した。党機関紙、労働新聞が23日伝えた。同紙が掲載した写真では、少なくとも数百人とみられる多数の朝鮮人民軍将兵も参列し、沿道で市民が葬列を見送った。

 北朝鮮では4月末から新型コロナウイルスの感染が疑われる発熱患者が増え続けており、同紙は、22日夕までの1日で新たに16万7千人超の発熱患者が確認され、1人が死亡したと伝えた。


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