首相、訪日客受け入れに意欲 「来月あたりから」

岸田首相=21日午前、京都市上京区(代表撮影)

 岸田文雄首相は21日、大阪市で開かれた自民党会合で「来月あたりから水際対策も観光も平時を取り戻す歩みを進めていきたい」と述べ、訪日客の本格的な受け入れに意欲を示した。

 政府は6月1日から1日当たりの入国者数上限を現行の1万人から2万人に引き上げる。小規模な訪日ツアーの実証事業も近く始める。

 首相は、大型連休前と後で新型コロナウイルスの新規感染者数に大きな変化がみられないとして「社会、経済を少しずつ動かす方針を進めていきたい」と強調した。


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