ウクライナ力士ら受け入れへ 愛媛、国際大会前の合宿

相撲のウクライナ代表チームの受け入れを発表する関係者=21日午後、松山市

 愛媛県相撲連盟などは21日、相撲のウクライナ代表チームを県内に受け入れ、6月に合宿を実施すると発表した。ロシアによる侵攻で稽古場の確保が難しい中、7月に米国で開かれる国際大会に向け、練習環境や宿泊場所を提供する。

 代表チームは約10人の予定で、5月下旬に来日。在日ウクライナ大使館で記者会見を開いた後、大分県宇佐市で合宿を行い、愛媛県には6月中旬に入る。江戸時代から続く伝統行事「乙亥大相撲」がある西予市を拠点に、2週間滞在する。期間中は地元住民らとの交流の場も設ける見通し。

 ウクライナ相撲連盟JAPAN事務所によると、ウクライナの相撲人口は約3千人という。


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