全国の児童館利用、コロナで半減 20年度、臨時休館響く

 全国の身近な児童館や児童センターを利用した人は2020年度に1カ所当たり平均約1万人で、15年度に比べてほぼ半減したことが一般財団法人「児童健全育成推進財団」の調査で分かった。新型コロナ流行に伴う初めての緊急事態宣言が出され、外出自粛や臨時休館が響いた。

 小型児童館・児童センターの利用者は平均約1万人で15年度の約1万9千人から半減。内訳は小学生(自由来館)31・7%、小学生(放課後児童クラブ=学童保育)29・9%、乳幼児18・0%、保護者など17・5%、中高生世代2・9%。放課後児童クラブはコロナ下でも原則開かれたため、15年度より約4ポイント増えた。


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