東京のリバウンド警戒期間終了へ 都「医療状況が改善」

 東京都は20日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、22日が期限の「リバウンド警戒期間」を延長しないことを決めた。会議後、小池百合子知事は報道陣に「医療の逼迫状況が改善し、新規感染者数も下降傾向にある」と理由を述べた。

 2020年11月から事業を停止していた住民向け旅行割引「都民割」は、6月から試験的に再開する方針も表明。ワクチンを3回接種したことなどを条件とする。小池氏は「3回目の接種と観光業の促進という両方の観点を総合的に考えた。感染状況なども見定めながら進めていく」とした。


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