26年アジア大会縮小を要望 愛知県と名古屋市、コスト削減で

愛知県と名古屋市が共催する2026年夏季アジア大会のエンブレム

 2026年に愛知県と名古屋市で共催する夏季アジア大会の組織委員会が、コスト削減のため大会規模の縮小をアジア・オリンピック評議会(OCA)に要望したことが17日、関係者への取材で分かった。実施が見込まれる約40競技や、50カ所前後となる会場を減らす案などを提示しているとみられるが、交渉は難航するとの見方もある。

 大会は26年9月19日から10月4日まで、愛知県内を中心に実施予定で、OCA加盟の45カ国・地域から約1万5千人の選手団が参加する。開催経費は約850億円を見込み、公費負担の上限を600億円として県と市が2対1の割合で負担することで合意している。


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