2022年5月14日 07:43 | 無料公開
G7農相会合に出席した武部新・農水副大臣(中央)ら各国代表=13日、ドイツ・シュツットガルト(共同)
【シュツットガルト共同】ドイツ南部シュツットガルトで日本を含む先進7カ国(G7)農相会合が13日始まり、ロシアに侵攻されたウクライナの穀物生産や輸出を支援し、世界的な食料危機を防ぐ方策について議論した。ウクライナのソルスキー農業食料相も招待され、支援を求めた。会合は14日までの予定。
日本からは武部新・農林水産副大臣が出席し、ウクライナ政府に食料物資を直接届けたことを紹介した。侵攻の影響による穀物価格高騰にも触れ「この状態が長く続くと、価格だけでなく量の危機に陥る可能性がある」と対応の必要性を訴えた。